☆『 カラーリング アレルギーについて 』 【 美容室 ラディウス】
2019年11月01日 09:00髪を染めた時に、頭皮や顔などに、かゆみや赤み、はれやブツブツなどの 肌の異常が現れた事がある方。
カラーリング後、6時間位経過後、かゆみ、腫れ、赤みが出始めてしまう方。
「 カラーリングかぶれ 」の症状の多くは、ヘアカラー( 永久染毛料 )の有効成分である「 酸化染料 」に対するアレルギー反応 です。
今まで問題なくても、ある日突然、アレルギー反応が生じる事があります。
頭皮や髪の生え際、まぶた、額、耳の後ろ、首筋など、ヘアカラーや 洗髪後のすすぎ液が付いた所に、その症状が現れます。
かぶれと気が付かずに、または症状が軽かったり 治まったからといって、その後も繰り返し使用していると、症状はさらに
重篤化しやすくなり、悪化して全身症状が出やすくなってしまいます。
皮膚症状だけでなく、息切れや 咳、動悸、めまい、血圧低下などの アナフィラキシー
( 短時間で生じる 激しいアレルギー反応 )を引き起こす事もあります。
かぶれや かゆみ などのアレルギー反応が現れた場合は、同じタイプのヘアカラー使用を おすすめ出来ません。
ヘアマニキュア( 酸性カラー )など、アレルギーを引き起こしにくい
別の方法や、カラー剤、技法 を選ぶようにして下さい。
※ 技術者の技術能力にもよりますが、技術力のあるサロン技術者のカラーリング施術
であれば、すべて白髪の方でも、根元からきちんとマニキュア( 酸性カラー )だけで
染め上げる事が可能 です。
● 【 ヘアカラー( 永久染毛剤 )をおすすめ出来ない方 】
・染毛中または直後に じんま疹( かゆみ、発疹、発赤 )、あるいは気分不良( 息苦しさ、めまい等 )を経験したことがある方
・皮膚アレルギー試験( パッチテスト )で皮膚に異常を感じた方
・頭皮あるいは皮膚が過敏な状態になっている方( 病中、病後の回復期、生理時、妊娠中 等 )
・頭、顔、首筋に、はれもの、傷、皮膚病がある方
・腎臓病、血液疾患等の既往症がある方
・体調不良の症状が持続する方( 微熱、倦怠感、動悸、息切れ、紫斑、出血しやすい、月経等の出血が止まりにくい 等 )
● 【 染毛剤・染毛料の種類 】
1、永久染毛剤( 医薬部外品 )・・・ヘアカラー、ヘアダイ、おしゃれ染め、白髪染め
2、脱色剤・脱染剤( 医薬部外品 )・・・ヘアブリーチ
( 酸化染料が配合されていない為、かぶれを起こす事はほとんど無い、しかし長時間の放置などは、
薬剤濃度にもよるが 細胞組織を壊す為 注意が必要 。)
3、半永久染毛料( 化粧品 )・・・HC染料、塩基性染料 を使用した 酸性染毛料
ヘアマニキュア、カラートリートメント、カラーバター、カラーシャンプー など
●HC染料( 小さい分子が キューティクルの隙間に入り、毛髪を傷つけることなく毛髪内部から染め上げるが、
イオン性が無い為、染着力が弱い 。 ビビットな色味が楽しめる。)
●塩基性染料( 分子が大きい為にキューティクルの隙間には入れないが、プラスの電荷をもっている為、ハイブリーチをした髪など、
ダメージレベルが高めの毛髪に マイナスの電荷が多い為、プラスイオンが結合し、
HC染料より長い色持ちが 期待出来る。)
4、天然もしくは ケミカル系の ヘナ や インディゴ など ( 一部、 ジアミン「 酸化染料 」などが配合 されているものがある 。)
5、光で染まるカラー剤 など ( 市販カラーリング剤 )
「 硝酸銀 」や、「 硫酸銀 」などの金属成分が含まれている ものがある。
パーマをかけると、髪色が グリーンに 変色する事がある。
※( 金属アレルギーの方は、ご注意ください。)
● 硝酸銀 (しょうさんぎん 英: silver(I) nitrate)は組成式 AgNO3、式量 169.89 の銀の硝酸塩である。 日本の法令では毒物及び劇物取締法により劇物に指定される。銀を硝酸に溶かすと得られる。
● 硫酸銀 (りゅうさんぎん 英: silver(I) sulfate)は、化学式が Ag2SO4 と表される1価の銀の硫酸塩である。斜方晶の無色結晶であり、面心立方格子構造を取る。光や空気にさらされることにより黒ずむが、普通に取 り扱う範囲では安定な物質である。水には わずか (0.796 g/100 ml) に溶ける 日本の法令では毒物及び劇物取締法により無機銀塩類として劇物に指定されている。